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2008年12月01日

鷹巣山

鷹巣山登山に行ってまいりました。我々が登ったのは稲村岩尾根経由の奥多摩三大急登に数えられる難所だったそうで。幸正、早く言え 笑。集合は上野に朝六時半。

前日は飲んでいたため終電で上野のカプセルへ。風呂に入って身支度をし、布団に入ったのは二時過ぎ。ところが夜中にドタバタする客がいて熟睡できない。このドタバタ具合はもしかしたら火災かもと思い始めてそこからまた眠れなくなった。眠りについたと思ったら朝早く出て行く客のドタバタで目が覚めてしまう。おそらく三時間くらいしか寝ていないものと思われる。今回の登山でさらに終わっているのは実家から登山靴を借りてきたのにも関らず忘れてきたことである。ただのニューバランスのスニーカーで登らねばならなくなった。追い討ちをかけるように途中で昼飯を買うのを忘れてしまい、朝飯のつもりで買ったおにぎりと納豆巻のうちの納豆巻を昼飯に残していざ登らん。今考えるとこれはかなり危険だ。歩き始めて少しでクラクラし始める。やばいほんとにきついかも。崖のような斜面をジグザクに登る。登山口から稲村岩までおよそ45分。体調悪いのになぜかいいペースだ。30分登りの5分休憩を繰り返しニ時間弱でヒルメシクイノタワへ。霜柱があったり雪が少しあったりでやはり下界とは気温が違う。まあ雪といってもかわいいもんだし、看板にはあと30分って書いてあるし何よりガイドブックには登り3時間と書いてあるからこのまま行けば45分も早く山頂に着く。休憩入れてこのペースはかっこいいぜ。優越感に浸れたのも束の間、すぐに雪が深くなり行く手を阻む。しかも傾斜が尋常じゃあない。これは崖だ。靴底が薄いので一歩ごとに足裏から熱が奪われる。20分もあるいただろうか。急にめまいがしてきた。いつもは空腹感が募る頃なのに食欲もなくその場にうずくまってしまいたい。ペースが落ちる。雪は完全にアイスバーンになっている。頂上はまだか。


頭上が明るい。きた!これが頂上なのだな!top of the mountain!
うおおお!すげええ!なんだこの眺めは!天上の別世界。富士が遠くから微笑んでいる。しばし立ち尽くしてしたらお腹が空いてきた。よかった~。納豆巻の出番だ。ぐっうめえええ!幸正にのり巻きといなりを分けてもらった。おいなりさんうめえええ!mountain high!リュックにipod入ってたんだった。Aphax twinとEno。風で揺れるねこじゃらし、目の高さでちぎれていく雲までも音の一部になったかのようだ。気持ちがいい。気持ちがよすぎる。他の登山客も同じような気持ちでいるようだ。しばらくの間頂上にて踊る、佇む。そういえば登る途中、野生動物の糞を幾度と無く見かけた。熊でも出たらおしまいだ。暗くなる前に下山しよう。下りはアイゼン無いときついよと注意されたがこちとらニューバランスのスニーカーのみである。途中3回くらい転んで膝ガクガクになりながら登りと同じくらい時間かかってようやく下山。しょぼくれた集落にしか見えなかった日原が、下山した後には人々の営みがはっきりと感じられる『街』に変わっていた。空腹が半端じゃない。頭の中が天せいろ大盛りしかなくなってきたのでさっさと青梅方面へ。


この天せいろをがっつく瞬間がたまらないんだな。言うなれば登山天せいろ中毒だ。それにしても今回の山は体調と装備をもっと充実させるべきだったと改めて思わされた。今シーズンはおそらくもう雪のために登ることは不可能だろうな。来シーズン、果たしてどんなmountain highが待っているのか。今からワクワクするぜ。


投稿者: instantparty 日時: 2008年12月01日 23:38 | コメント (0)